保釈について
Q 保釈保証金の相場は?
A 保釈保証金の金額は事案によって異なりますが,最低でも150万円程度は必要といわれています。決して安くはありませんが,これが準備できないといっても諦めることはありません。裁判官に対し,被告人の経済状況や高額の保釈保証金が必要ないことを主張し,金額について交渉することもできます。保釈保証金に代えて,有価証券や被告人以外の者の保釈保証書を提出することもできます。
Q保釈が認められるのはどれぐらいの割合ですか?
東京の場合,保釈率は約15%程度です。決して高くはありませんが,保釈は被告人の権利ですから,積極的に請求するべきでしょう。
Q支払った保釈金は戻ってきますか?
A第一審で無罪,執行猶予,実刑判決等の言渡しがあったときには,没収されなかった保釈保証金は還付されます。
Qどんな場合に保釈金が没収されるのですか?
A裁判所は,保釈許可を出すにあたり,住居制限や,被害者,その他の事件関係者との面接禁止などの条件を付すことがあります。その条件に違反すると,保釈金は没収されることがあります。
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