京都地裁、サイトの情報開示命令 「ランキングに証拠なし」
1 事案
リフォーム業者をランク付けしたサイトで最下位とされ名誉を傷つけられたとして、業者がサイト側の情報開示を求めた訴訟。
サイトには、リフォーム業者のランキングが掲載され、原告の業者は全28社中の最下位の点数だった。
2 結果
京都地裁は4日、名誉毀損を認め、サイトのあるサーバー運営会社に、サイト管理者のIPアドレスなどの情報を開示するよう命じた。
蛯名日奈子裁判官は判決理由で「ランキングが真実であることを裏付ける証拠がなく、権利侵害は明白だ」と判断。業者がサイト側に損害賠償を請求できるよう、サーバー運営会社が情報開示する必要性を認めた。
2014年9月4日 20時38分(共同)