事 案 |
少年が父親のクレジットカードで支払った約550万円の飲食代金は無効だとして、親子が飲食店側とカード会社を相手に起こした訴訟。少年は16歳だった2010年12月、京都市内の五つのキャバクラやガールズバーに通い、父親の財布から抜き取ったアメリカン・エキスプレス社のプラチナカードで計約550万円を支払った。親子側の訴えに対し、店側は「少年はたばこを吸ったり高価な酒を注文したりしており、未成年者には見えなかった」と反論。アメックス側は「電話確認で少年は会員を装った」とし、カードの利用契約は有効と主張していた。 |
結 果 |
5店のうち2店について「未成年者と知りながら派手に遊ぶよう巧みに働きかけ、暴利を得た」と認定。「店側は少年によるカードの不正使用を認識し、カード会社もその可能性に気づくことができたのに多額の決済を承認した」とし、少年が2店で支払った計約470万円分を無効とした。 |
出 典 |
朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/national/update/0524/OSK201305240002.html |
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