事 案 |
青森県の配管設置会社Aの男性社長(55)は、23年12月1日、親会社の建設会社から請け負った東京電力福島第一原発事故の復旧現場での足掛かりの設置作業などで、浴びた放射線量を低く装うため、鉛カバーで線量計を覆うよう作業員4人に指示した疑い。 |
結 果 |
同原発を管轄する富岡労働基準監督署は7日、作業を直接指示した配管設置会社Aと同社の男性社長を労働安全衛生法違反の疑いで福島地検に書類送検した。 |
備 考 |
労働安全衛生法の規則は、作業員の被曝ひばく線量が年間50ミリ・シーベルトを超えないよう事業者に測定を義務付けている。放射線を通しにくい鉛カバーで覆う行為は「被曝隠し」と呼ばれ、長期間働ける作業員を確保するために行われるとされる。 |
出 典 |
(2012年12月7日12時23分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121207-OYT1T00569.htm?from=ylist |
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